１機で多才。１台の給湯装置で複数の給湯ラインをコントロール。 異なる任意の設定温度のラインで、給湯の使用量が大きく変動しても、温度変化を抑えます。一般給湯ラインには高性能な循環用サーモ・ミキサーを搭載。

熱交換式【温度 複数系統】給湯装置 EX-CMP-2Wシリーズ   蒸気ボイラーから供給される飽和蒸気を熱源にステンレス製の多管式熱交換器で水を間接加熱して、任意に設定された温度のお湯を製造して給湯します。１台の給湯装置で温度の異なる複数の給湯ラインに供給し、それぞれの給湯温度の設定も任意に出来ます。異なる系統で使用量が変動しても、設定された温度を維持するように新たにこの装置用に開発された電子制御弁及び循環用サーモ・ミキサーが安定した給湯の供給を致します。御要望に応えられるように各能カが得られる機種を揃えております。また、各所に当社の1971年からの経験と技術を集積致しました。   ドイツ製のウォータートリートメント※を オプションにてご用意!!   このコンパクトなパルス式の装置を取り付ける事で給湯ラインにスケール等を付着させる事無く、熱交換の能カを初期設置の状態で維持し、循環の給湯配管内のスケール付着を防止します。ランニング・コストは能力が5,000L/H〜25,000L/Hの仕様の機器で年間に約\750〜\2,400程度しか掛かりません。 また、このコンパクトな機器は配管の外部に簡単に取り付けるだけで、既設の配管をいじる事無く、あらゆる配管材料（ステンレス・塩ビ・銅管・鋼管配管等）にも対応出来、100V又は200V仕様があります。

※機械保険付 １. 給湯温度が安定…蒸気量をP.I.Dで制御。 ２. 安全機能…異常高温及ぴ停電時は蒸気の流入を緊急遮断。 ３. 静音設計…約50dB以下。 ４. 簡単操作…シンプルな操作で起動。標準で遠隔発停・警報端子付。 ５. 圧力容器除外…面倒な検査や費用が無く、貯湯槽の更新時の不具合にも対応。

■機種選定表

機　種 設定温度 ℃ 出湯量　/min 高温水量 高温水・中温水を同時使用した場合 高温／中温 高温／中温 高温／中温 高温／中温 EX-60 60 60 48／20 36／40 24／60 12／80 70 46 37／18 28／37 18／55 9／74 80 37 30／17 22／35 15／52 7／69 90 28 22／15 17／30 11／45 6／60 95 23 18／13 14／26 9／39 5／52 EX-80 60 83 66／28 50／55 33／83 17／111 70 64 51／26 38／51 26／77 13／102 80 50 40／23 30／47 20／70 10／93 90 40 32／21 24／43 16／64 8／85 95 33 26／19 20／37 13／56 7／75 EX-100 60 117 94／39 70／78 47／117 23／156 70 90 72／36 54／72 36／108 18／144 80 71 57／33 43／66 28／99 14／133 90 56 45／30 34／60 22／90 11／119 95 47 38／27 28／53 19／80 9／107 EX-140 60 143 114／48 86／95 57／143 29／191 70 110 88／44 66／88 44／132 22／176 80 87 70／41 52／81 35／122 17／162 90 68 54／36 41／73 27／109 14／145 95 56 45／32 34／63 22／95 11／127 EX-160 60 167 134／56 100／111 67／167 33／223 70 129 103／52 77／103 52／155 26／206 80 102 82／48 61／95 41／143 20／190 90 81 65／43 49／86 32／130 16／173 95 69 55／39 41／78 28／117 14／156 EX-200 60 233 186／78 140／155 93／233 47／311 70 181 145／72 109／145 72／217 36／290 80 143 114／67 86／133 57／200 29／267 90 113 90／60 68／121 45／181 23／241 95 94 75／53 56／107 38／160 19／213

給水温度：10℃ 中温水温度：40℃ 選定例 <高温水(仕込水・殺菌等)…90℃・40/min>・<中温水(手洗用等)…40℃・80/min>を必要とした場合、各機種の設定温度90℃のラインから、40／80の数値に近い機種、「49／86」のEX-160を選定します。 □ 中温水量＝ 　高温水量×(高温水温度−給水温度)　   混合水温度−給水温度

(2005.12.6)